コレギウム・ヴォカーレ・ゲント
Collegium Vocale Gent
Baroque Orchestra

古楽がまだそれほど注目を集めていなかった1970年、フィリップ・ヘレヴェッヘにより創立。創立してすぐレオンハルト、コープマン、アーノンクールといったトップ・アーティストたちに注目され、コンサートやレコーディングで共演、優れた演奏で頭角を現わす。ラッスス、スウェーリンクといった作曲家の音楽を甦らせる事にも貢献し、またドイツ・バロックの分野、特にバッハ以前の音楽にも並々ならぬ情熱を傾ける。バッハの作品も受難曲やカンタータ、ミサ曲ロ短調、クリスマス・オラトリオなどを継続的に演奏、録音も行っている。
古楽専門のアンサンブルではなく、レパートリーはルネサンスから現代作品まで大変に幅広い。また、様々なコラボレーションが音楽性の幅を広げるというヘレヴェッヘの考えから、定期的にS.クイケン、P.v.ネーヴェル、R.ヤコプスらを指揮者に迎え、またラ・プティット・バンド、コンセルトヘボウ管弦楽団、ウィーン・フィル等とも共演している。レコーディングも精力的に行なっており、ハルモニア・ムンディ・フランス、ヴァージン・クラシックスにすでに65枚に及ぶCDをリリース、最高級の賛辞を得ている。

PAGE TOP