バンジャマン・アラール
Benjamin Alard
Piano

1985年フランス生まれ。 7歳でピアノを始める。
ルーアン・コンセルヴァトリウムでルイス・サリー、フランソワ・メニシエの下オルガンを学び、エリザベス・ジョイエの下チェンバロを学んだ。彼の特別な古楽への関心は、バーゼルのスコラカントルムへと彼を導いた。そこでジャン=クロード・ツェンダーにオルガンを、アンドレア・マルコンにチェンバロを師事。 彼の卒業証書は、グスタフ・レオンハルトの下で授与された。
2004年にブルージュのチェンバロコンクールで第1位を受賞、聴衆賞を同時に獲得。以後世界各地で演奏を行う。
2005年より、パリのサン・ルイムーティエ=アン=リルのオルガニストである。

彼は今日、オルガニスト、チェンバリストとして主要な音楽祭に招かれており、ナントのラ・フォルジュルネ、サント音楽祭、モンペリエのフランス・ラジオ音楽祭、ユトレヒト音楽祭、チューリッヒの古楽祭、シャフハウゼンのバッハ音楽祭、イスタンブール・バッハ音楽祭、等で高く評価され、ローマのヴィラ・メディチ、バルセロナのオーディトリ、ドレスデンの王宮教会、フライブルク大聖堂等、主要な場所で演奏している。
彼はまた、 主要な古楽アンサンブルのメンバーでもあり、シギスヴァルト・クイケン率いるラ・プティット・バンド、スキップ・センペ率いるカプリッチョ・ストラヴァガンテ、アンドレア・マルコン率いるヴェニス・バロックオーケストラ、マルセル・ポンセール率いるイル・ガルデリーノのメンバーとして活躍している。
2013年までにバッハのクラヴィーア練習曲を4巻全て弾き終え、それらのバッハ作品CDはいずれも高評を得ている。

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